J2京都サンガFCの17歳FW上月壮一郎が初先発でトップチームのデビューを飾った。

 「かなり気持ちを持って行ったが、空回りして力む場面が多かった」。前日の練習後、ジュロヴスキー監督(56)から先発を伝えられ「すごくワクワクしたが、それ以上に緊張した。吐き気がずっと止まらなかった」と初々しい。

 積極的に攻撃に絡み、ショートを狙っていったが記録は0本。昨年のU-17ワールドカップにも出場した180センチの大型FWは、前半45分だけのデビュー戦に「ユースとはスピードが違ってほとんど何もできなかった。状況の区別もできず、技術以外にも課題が残りました」と、今後成長するための大きな財産を得た。