名古屋グランパスがヴィッセル神戸に敗れて連敗。今季最後の豊田スタジアムの試合で4万1044人の大観衆を集めた中、残留争いで再び窮地に追い込まれた。

先制されたが、後半開始直後に38歳のベテランMF玉田圭司がJ1通算99得点目となる技ありゴールで追いつく。しかし、最後は神戸ルーカス・ポドルスキ(33)の個人技に屈した。玉田は「(99得点目も)数字はあまり気にしていない。チームの勝利に貢献しないと。勝ちきれるようにしたい」と厳しい表情だった。

試合中に相手DFと激突し、右目上から流血しながら奮闘したFWジョー(31)は「自分たちがやるべきことをやれずに苦しくなってしまった。また火曜日(6日)に試合がある。切り替えていきたい」。中2日でのセレッソ大阪戦(金鳥スタ)に気持ちを向けていた。