今シーズンをもって現役を引退した元日本代表GK川口能活氏(43)が13日、都内で行われたスマホアプリ「プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド」のJリーグモード実装メディア発表会に出席し、引退後の生活に変化を明かした。

今月2日に引退してからは、少し夜更かしをするなど、生活が変わりつつあるという。この日は前日にレモンケーキを食べたことを明かし、「引退して初めて甘いものを食べて、けっこうおいしかったです。久しぶりに甘いものを食べたら、甘いものっておいしくていいなあ、って思いました」と照れながら明かした。

現役時代に印象に残っている監督を聞かれると、02年の日韓ワールドカップ(W杯)で指揮を執ったフィリップ・トルシエ監督の名をあげた。

「個性の強い監督さんでしたし、チーム内に競争を植え付けて、その中で監督のやりたいサッカーをチームに浸透させていった。あのときの日本代表は(W杯)予選がなく、長期にわたってチーム作りをすることが目標だったと思うんです。その中でメンバーを固定化するより、競争させて刺激を与える、というのが印象的でした」と話した。