タイ・チェンマイでキャンプ中の北海道コンサドーレ札幌は15日、10対10のミニゲームを行った。ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)は新たな練習を試した。3トップと3バックを交代し、前線の選手に守備を行わせた。「攻撃的な選手も、守備のことを学ばなくてはならない。前の選手がいい守備をすることで、後ろの選手がいかに守備をしやすくなることを気づかせる」と狙いを明かした。「全員が攻撃も守備もできなければならない」と訴えた。

攻守交代の練習の後は、本来のポジション通りのミニゲームも行った。新加入のFW鈴木武蔵(25)を1トップ、FW岩崎悠人(20)を左シャドーでプレーさせるなど、新しい布陣を試していた。