思い入れ深いピッチで奮闘する。北海道コンサドーレ札幌は26日、札幌・宮の沢で全体練習を行った。次節30日はアウェー名古屋グランパス戦。愛知出身のMF白井康介(24)は「家族や知り合いも応援に来るので頑張りたい」と気合を入れた。

名古屋は小さい頃に憧れていた地元チーム。会場のトヨタスタジアムは「小学生か中学生の頃に試合でやったことがある」。昨季は7月以降、ベンチ外は2試合だけだったが、名古屋戦も含まれる。それだけに「札幌として出たい」と話した。

前節ホーム鹿島アントラーズ戦で今季リーグ戦に初出場した。後半32分からだったが、積極的なドリブルからコーナーキックにつながり得点が生まれた。「感触は悪くなかった。出場時間が増えれば良いものを出せる自信がある。小さいところから積み重ねていきたい」。レギュラー定着のきっかけを地元でつかみたい。