G組2位の浦和レッズがH組1位の蔚山現代(韓国)に3-0で勝ち、2戦合計4-2でラウンド16を逆転突破した。最低2点が必要な中、エースFW興梠慎三(32)が期待通りの2得点。前半1-0、後半2-0の完璧な逆転劇の主役になった。

前半41分と後半35分に、ともに頭で決めた興梠はプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれ「厳しい戦いでしたけど、いい時間帯に点が決まって、追加点もチーム3点目も奪えた。良かったと思います…疲れましたけど」とホッとした表情。雨中の一戦を制し「遠くからわざわざ応援に来てくれたサポーターに勝利をプレゼントしたかったですし、勝てて良かった」と納得した。

準々決勝は7月に組み合わせ抽選があり、8月26日から第1戦が行われる。2大会ぶり3度目の優勝へ「これからも厳しい戦いが続きますので、まずはしっかり体調を整えて次の試合に臨みたい」と意気込んだ。