3位のFC東京が総力を挙げ、23日のホームでのセレッソ大阪戦に臨む。変則スケジュールによる過密日程で、ルヴァン杯を含めて8月15日の名古屋戦から10月4日湘南戦まで中2日または3日で15連戦。その真っ最中に迎える2位C大阪との重要な一戦を前に、長谷川監督は「(C大阪は)昨季までの堅守に、得点力も上がっている」と引き締まった表情で話した。

中盤の組み立て役であるMF高萩、明大から加入1年目で売り出し中だったMF安部ら主力がコンディション不良で試合に出られない状態。今季J1デビューを果たしたばかりのMF品田が連戦をこなしている。シーズンを折り返したばかりだが、戦力の消耗は否めない。指揮官は「(メンバーの)ローテーションもない。戦える選手を送り込んで目の前の試合に全力を尽くす」。チーム全員で力を絞り、首位を独走する川崎Fに食らいつく。