【ユトレヒト=エリーヌ・スウェーブルス通信員】日本(FIFAランク28位)は国際親善試合コートジボワール(同60位)戦で、途中出場のDF植田直通(25)の劇的な国際Aマッチ初得点で1-0で勝ち、今年の2戦目で20年初勝利を挙げた。

ボランチでフル出場したMF遠藤航(27)は9日のカメルーン戦からのチームの修正に手応えをみせた。

カメルーン戦は太ももの違和感もあり、出場なし。コートジボワール戦では負傷を感じさせない動きでダブルボランチを組んだ同学年のMF柴崎岳と息のあった連動をみせ、存在感を放った。

試合中の位置取りを「あまり下がりすぎないように意識した」と振り返り、「(ポジショニングの)スライドのスピードや、長いボールを入れられた後の反応とかもよかったと思う。うまく対応しながら、90分間プレッシャーをかけられたと思います」と無失点での勝利を喜んだ。

持ち味である中盤のつぶし役としての働きに加え、攻撃面でも冷静なパスさばきでチームの攻撃の組み立てを支えた。

今季からは所属するシュツットガルトで自身初となるドイツ1部での戦いにも挑戦中。経験を重ねる中で自信をつかんでおり「プレスがある中で、相手をどうはがせるかは所属先でも意識しています。プレスにビビらずにうまくプレーできた」。柴崎との連係では縦並び、横並びと状況に応じてうまく相手に対応。「いいフィーリングでプレーできたし、今日はボールを動かしながらうまくゲームを進められた」と手応えを口にした。

今後の課題も見えており「奪ったあとのボールロストが多かった」と振り返った。「セカンドボールの競り合いで負けていたところもある。しっかりうしろからボールを動かして前につなぐ部分とか、精度を上げていくだけかなと思います」。代表の中心選手となるべく、遠藤はこれからも成長を続けていく。