アルビレックス新潟はアウェーでJ1昇格を争う2位徳島ヴォルティスとスコアレスドロー。勝ち点11差を縮めることは出来なかった。

後半の立ち上がりと終了間際に絶体絶命のピンチを迎えたが、GK小島亨介のスーパーセーブでしのいだ。攻撃陣は何度か訪れた決定機を生かすことが出来なかった。試合後アルベルト監督は、「FW陣が手薄な状況でも選手はおびえることなく、正面から相手に臨んだ。この勝ち点1は重要」と話した。

前半はボール支配率で下回ったが、中盤の高木善朗と本間至恩がチャンスを作る。21分にはその2人のパス交換で左サイドを崩すと、最後は鄭大世がヘディングシュート。41分には横パスをカットした本間がドリブル突破からシュートを放ったが得点できず、0-0で前半を折り返す。

ボール保持率を上げた後半15分、右クロスのこぼれ球を本間が右足で狙うが、ボールはゴールバーを越えた。絶好機を逃した本間は「絶対勝ちたかった。決めたい気持ちが大きくなり力んでしまった」と悔しがった。