FC東京が柏レイソルを2-1で下し、前身のナビスコ杯09年大会以来、3度目の優勝を飾った。

ヤマザキナビスコ・カップとして92年に始まったルヴァン杯。「同一スポンサーによる世界最長のプロサッカー大会」としてギネス世界記録に認定されるが今季は実施の危機にひんした。昨年2月26日のルヴァン杯から全公式戦の中断に入り、約4カ月を経て大会方式を簡略化して再開。当初は昨年11月7日だった決勝にこぎつけたが、柏の集団感染で延期。打ち切り危機も、ヤマザキビスケット社からは「大会がどんな形になっても応援する」と伝えられた。スポンサーの温情にJリーグの村井チェアマンは完遂への決意を強くし、無事にギネス認定の大会は未来につながれた。