コンサドーレ札幌は、アウェーで鹿島に0-4で敗れた。リーグ戦の黒星は5月16日川崎戦以来5試合ぶりで、今季初の3連勝はならなかった。ペトロビッチ監督(63)は「入りも悪くなかったと思うし、自分たちの狙った形からチャンスをつくれていた。前半はリードされる展開だったが決して悪くはなかった。自分たちのやろうとすべき戦いはみせたと思う」と振り返ったが、結果は完敗だった。

3月20日神戸戦(3●4)に並ぶ今季ワーストタイの4失点。前半10分、左CKからのセットプレーで、ゴール前にいた犬飼にヘディングシュートを許し先制点を献上。後半は3分から20分間で3点を失った。シュート数は14本の鹿島に対し11本を放ったが、得点に結び付けられなかった。

6日の試合で左膝を負傷していたMF深井一希(26)が途中出場で試合復帰。MF宮沢裕樹(31)はこの日の試合で、リーグ戦通算416試合目でクラブ歴代単独最多出場を達成。「今日のゲームでこういう負けをしてしまった。チームとして建て直して準備できるようにしたい」と笑顔はなかった。

次戦は7月4日の徳島戦(札幌厚別)。ここ4試合負けなしのホームで勝利を狙う。

▼3バック左でフル出場したDF福森 (先制を許したシーンに)自分のマークが犬飼選手だったが、うまく離されてしまい失点してしまった。

▼クラブ歴代単独最多のリーグ通算416試合出場を達成したMF宮沢 今日のゲームでこういう負けをしてしまった。チームとして建て直して準備できるようにしたい。

▼ペトロビッチ監督 入りも悪くなかったと思うし、自分たちの狙った形からチャンスをつくれていた。前半はリードされる展開だったが決して悪くはなかった。自分たちのやろうとすべき戦いはみせたと思う。