セレッソ大阪が初優勝した17年大会以来、2度目の決勝進出を果たした。第1戦は1-1で引き分けており、ホームでの第2戦を1-0で快勝した。

C大阪は後半8分、左サイドでDF丸橋のスルーパスが前線にいたFW加藤に通り、相手GKと重なりながら最後は右足で決めた。加藤はJ1では今季ここまで5得点、この大会は2点目。

5年ぶりの優勝を狙う浦和レッズは、試合開始から中盤でやや劣勢に立った。前半27分にMF伊藤が放ったダイレクトシュートは、相手GKに好セーブされた。同点に追いつけば延長突入だったが、最後まで1点が遠かった。

C大阪は8月末に小菊監督に交代後、ホームでの公式戦は5度目で初勝利。右足首のけがで戦列を離れていたMF清武は、後半途中から約1カ月半ぶりに出場を果たした。

◆ルヴァン杯決勝 30日午後1時5分、埼玉で一発勝負で開催。90分間で勝敗が決しない場合、30分間の延長戦を行う。それでも勝敗が決しない場合はPK戦に突入。優勝は賞金1億5000万円、Jリーグ杯(チェアマン杯)など。準優勝は賞金5000万円、3位は1クラブにつき賞金2000万円。