寅(とら)年生まれで道内にゆかりのある「年男年女」のアスリートが、22年の活躍を誓った。

サッカーJ1コンサドーレ札幌のFW菅大輝(23)は「勢いを持って頑張ります」と、干支(えと)のトラのような活躍を誓う。昨季は36試合1得点、アシストは2だった。「毎年掲げている5ゴール10アシストを目標に、チームの勝利に貢献したい」と具体的な数字を設定する。

ゴルフ小祝さくらとは高校の同級生。通信制のため顔を合わせたのは数回だが、21年の活躍に「すごいなって思う」と刺激を受けた。一方自身については「使ってもらっているのに全然数字や結果になっていない」と厳しく反省する。今季は納得の1年にしたい。

昨年6月に結婚し、守るべき家族の存在が菅を成長させた。「家族を養っていくことを意識して、結果を残さないといけないというプレッシャー」と受け止める。愛妻料理で好きなのは試合前に作ってもらう、しょうが焼き。勝負飯をパワーに変え、今季も左サイドを駆け抜ける。