J1アルビレックス新潟は21日、ホームでサガン鳥栖と対戦する。試合前日の20日、聖籠町で最終調整を行った。
リーグ戦は残り5試合。新潟は今節で引き分け以上か、敗れたとしても17位湘南ベルマーレ、18位横浜FCの結果次第でJ1残留が決まる。日本代表として国際親善試合の13日カナダ戦と17日チュニジア戦に臨んだGK小島亨介(26)は18日にクラブに戻り、19日から全体練習に合流。この日の練習でも鋭い反応で調子の良さをアピールした。
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安定したセーブと攻撃につなげる正確なフィードで、チームの連勝を3に伸ばす。日本代表帰りの小島は鳥栖戦前日のGK練習でシュート対応を確かめるだけでなく、FW役となってコーチ陣が蹴るクロスをヘディングとボレーで合わせ、2ゴールを決めた。好調を維持する守護神は「自分たちのサッカーを体現しながら相手の変化を見てプレーし、勝利を求めたい」と静かに闘志をたぎらせる。
前節川崎フロンターレ戦(9月29日、3-2)後のリーグ戦中断期間に、小島は約4年ぶりに日本代表復帰。ケガで離脱したGK前川(J1ヴィッセル神戸)に代わり、カナダ戦前日の12日に急きょ追加招集された。「練習からプレー強度が高かった」と欧州で活躍する代表選手らから多くの刺激を受けたが、2試合で出場機会はなかった。「(出場は)簡単ではない。選ばれ続けるためにシュートストップやクロス対応など、より高い基準を求めていく」と新たな目標が生まれた。
気持ちを切り替え、代表戦出場なしの悔しさをリーグ戦にぶつける。2連勝中の11位新潟と12位鳥栖は勝ち点1差で、負ければ順位が入れ替わる。敵地での前回対戦(5月20日)は0-2。同じ相手に2度は負けられない。新潟は今節の結果次第でJ1残留が決まるが「ひと桁順位だけを目指している」とキッパリ。「新潟で成長を求めながら、内容と結果を出していく」。残り5試合。キレキレのセーブで鬱憤(うっぷん)を晴らし、代表定着のためにも力を証明する。【小林忠】
◆新潟の今節のJ1残留決定条件 新潟は21日のホーム鳥栖戦で引き分け以上なら来季のJ1残留が決まる。鳥栖に負けたとしても、17位湘南が京都に引き分け以下か、18位横浜FCが東京に負けると、新潟の残留が確定する。



