横浜F・マリノスがアウェーで蔚山現代(韓国)に0-1と敗れた。

序盤からA・ロペス、宮市、ヤン・マテウスの3トップを軸に攻勢をかけた横浜だったが、蔚山GK趙賢祐(チョ・ヒョヌ)の好セーブもあってゴールを奪えず。逆に前半19分にMF李東■(イ・ドンギョン)にゴール中央からシュートを決められて失点した。

1点を追う後半も厳しい展開となった。5分にはカウンターからループシュートを打たれたが、GKポープ・ウイリィアムがファインセーブ。23分には相手シュートがポストをたたき、24分にはイ・ドンギョンにシュートを浴びたが、ここもポープが辛うじて触り、左ポストに救われた。27分にはゴールを割られたが、オフサイドの判定に救われる。守備陣が必死にしのぐ中、両サイドを広く使った攻撃からエースA・ロペスらが1点を狙った。しかし、元韓国代表のレジェンド、洪明甫監督率いる蔚山の守備は堅かった。

3月30日の明治安田J1第5節の名古屋戦を皮切りに、この日までの17日間で6試合。中3日、中2日という「死のロード」を繰り返した中、韓国に移動して、2月の決勝トーナメント1回戦で甲府を2戦合計5-1と破っている蔚山との激闘。Kリーグ2連覇中の強豪を相手に、心身の消耗は大きかった。

第2戦は24日に横浜国際総合で午後7時から行われる。アジアの頂点に向け、ホームの第2戦で逆転なるか。キューウェル率いる横浜のアタッキング・フットボールの真価が試されている。

※■は日の下に火

【ACLライブ速報】はこちら>>