鹿島アントラーズはヴィッセル神戸に0-3で敗れ、8強で姿を消した。

連戦の中、負傷者を2人出すあまりにも痛い敗戦だった。前半に先制を許し、後半頭から鹿島のポポビッチ監督はMF三竿健斗を下げ、MF藤井智也を投入し打開を図った。だが、後半11分に中盤の要、MF知念慶(29)が右膝を痛め途中交代するアクシデント。追いつきたい鹿島は後半27分にFWターレス・ブレーネル、17歳FW徳田誉を投入し、前線に厚みを持たせ数多くの好機をつくるも、最後の質が伴わず1点が遠い。

後半35分には、DF関川郁万がゴールライン上で相手の決定機をブロックした際、足を痛めプレー続行が厳しそうに見えたが、交代できなかった。後半38分、後半追加タイムに立て続けに失点し力尽きた。

試合後、ポポビッチ監督は「前半は受け身で回っていた時間が多かった。1失点目は、クロスの逆サイドで警戒していた部分で決められてしまった。後半は立ち上がりからチャンスがあったが運にも見放されてゴールを決めきることが出来なかった。すべて我々らしさを出せなかった前半が試合の大部分を決めてしまった」と総括した。

過密日程の中で、神戸はリーグ戦から先発全員を入れ替えた一方で、鹿島はベストメンバーを先発に並べた。指揮官は「勝つために戦ったからこそ、現状のベストメンバーで戦ったが、結果を得ることは出来なかった」と話した。

これで公式戦6戦未勝利。戦い方を変えるかを問われると「我々は、一定の時期にうまくいかないからと積み上げてきたものを1から変えるつもりはない。選手の特長によって微調整は必要だが、戦い方を変える必要はない。ただ、ここまで苦しんでいることに関しては、負傷者の事情もあり、要因は1つではない」と言い切った。

今季は既にルヴァン杯も敗退。リーグ戦も首位サンフレッチェ広島に勝ち点差9の4位と厳しい状況だ。リーグ戦は中2日の26日に湘南ベルマーレ戦が控える。7年連続で国内タイトルから遠ざかる鹿島が、今季も崖っぷちに立たされている。

【天皇杯】横浜が山口に5得点大勝、神戸も鹿島に快勝で準決勝へ/準々決勝スコア詳細