欧州チャンピオンズリーグで18日、バイエルン・ミュンヘンは3-0でセルティックを破った。19日の独紙ビルトは以下のように伝えた。

 ハインケスがまたミュラーを強靱(きょうじん)にした。

 このトーマス・ミュラーをBミュンヘンは長い間待ち焦がれていた。ユップ・ハインケス監督復帰後、チームはまたかつての姿に戻ってきたようだ。セルティック戦ではミュラーが今季2得点目をマーク。それもミュラーらしいゴールだった。レバンドフスキのヘディングシュートがこぼれたところにいち早く詰めて決めた。欧州CL通算40得点目となった。

 ハインケスは試合後「14日にトーマスは比較的良かった。今日は非常に良かった。ゴールだけではない。チームのために働き、運動量豊富に動き回った。守備でも自陣まで戻りスペースを埋めた。私の知っているトーマス・ミュラーが見られた」とコメントした。

 ミュラー自身は「まだすべてが輝いているわけではない。僕らはこれからも洗練させていたかないといけない」と話した。アリエン・ロッベンは「大げさになってはいけないよ。まだいくつかのところを改善できる。満足していてはいけない。タイトルを欲するなら、こうした化学反応と一致団結が必要だ」と補足していた。