20日の独紙ビルトは「ケルンの悪夢は続く」と以下のように伝えた。

 またしても勝てなかった。19日の欧州リーグで自信を取り戻そうとしたが、ボリソフ(ベラルーシ)に0-1で敗れた。欧州リーグ3連敗、決勝トーナメント進出は絶望的になった。

 ケルンファンは19日、初めてチームに不満をぶつけた。1500人のファンは「俺たちは戦っている姿が見たい!」「我慢の限界だ!」と叫んでいた。

 ペーター・シュテーガー監督は「非常につらい。不満を持つことはいい。だが、チームが戦っていないかのような不満は理解できない」と話した。

 ケルンはアーセナル、レッドスター戦同様にいい試合をしていた。前半33分にはツォラーのシュートをGKがファインセーブ。だがこの試合でも大きなミスで試合を壊した。後半10分、守備陣の混乱をついてリオスに決勝弾を奪われた。

 ケルンは勝利の喜びの代わりに新たなフラストレーションを抱えて、ブンデスリーガではブレーメンとの最下位対決に挑むことになる。シュテーガー監督は「我々にとって自分たちの性質が問われている。今また立ち上がり、新たな気持ちを持って、ここからはい上がることができるかどうか」と語っていた。