レアル・マドリードが獲得候補に挙げているトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(27)を巡り、ライバルのアトレティコ・マドリードも獲得に乗り出していると、19日付のスペイン紙マルカ(電子版)が報じている。

Aマドリードは、昨シーズンまで2年間、バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍していたRマドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス獲得が困難な場合、次のオプションとしてエリクセンを考えているという。

一方、Rマドリードのジダン監督と不仲がささやかれているロドリゲスの希望はAマドリードでプレーすることだとも伝えている。しかし、同じ街のライバルへの禁断の移籍に、Rマドリード側は4000~5000万ユーロ(約50億~62億5000万円)と高額な金額を設定しているという。

エリクセンはトットナムとの契約期間終了まであと1年だが、契約延長を行わない意思を示しており、現在参加しているクラブのアジアツアー終了後に今後の行方を決断するかもしれないと報じた。

(高橋智行通信員)