イングランド・プレミアリーグのトットナムは6日、韓国代表FW孫興民(27)が今月から韓国での兵役義務を果たすと発表した。

18年のアジア大会でU-23(23歳以下)韓国代表にオーバーエージ枠として参加し金メダルを獲得。これにより、約2年の兵役を免除されたが、4週間の軍事訓練には参加する必要があるという。同大会の決勝では東京オリンピック(五輪)世代の日本代表(当時U-21代表)を相手に2アシストを記録し、2-1の勝利に大きく貢献した。

クラブは当初、「個人的な理由」で帰国させたと発表していた。2月16日のアストンビラ戦で右腕を骨折。新型コロナウイルスが欧州で流行する前に今季の出場は絶望的な状況となり、3月下旬から韓国に滞在していた。現在はけがも回復しているという。

新型コロナウイルスの感染拡大でリーグは中断しているが、クラブは兵役終了後の5月にはクラブに戻る予定と発表した。