バルセロナがチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(33)の完全移籍でインテル・ミラノと合意に達したことを、22日にクラブの公式サイトで正式発表した。

インテル・ミラノから受け取る移籍金について、バルセロナは、出来高によって金額が変動する最大100万ユーロ(約1億2500万円)であることを明かしている。またスペイン紙スポルトによると、ビダルの契約は2年間で、1年延長のオプションが付いているという。

ビダルのバルセロナ入団は18年夏。在籍2シーズンで公式戦96試合に出場し、11得点10アシストを記録した。その間にリーグとスペイン・スーパーカップの2タイトルを獲得している。

この移籍に関して、スペイン紙ムンド・デポルティボは、来年まで契約が残るビダルとの契約解除により、バルセロナは高騰している給与総額を下げられるメリットがあることを強調して伝えた。(高橋智行通信員)