2月26日にRソシエダードのホームで行われた国王杯準決勝第1戦レアル・マドリード戦でブラジル代表FWビニシウス(24)に人種差別的なジェスチャーを行ったサポーターに対し、スポーツにおける暴力、人種差別、外国人排斥および不寛容に反対する国家委員会の常設委員会が制裁を科すことを決定したとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が26日に報じた。

ビニシウスはこの試合の前半、複数のRソシエダードサポーターから侮辱的行為を受け、テレビカメラが猿まねのジェスチャーをする2人の姿をしっかりと捉えていた。これを受け、Rソシエダードと警察は即座に動き、このような恥ずべき行為を行ったサポーターの特定に成功した。

スポーツにおける暴力、人種差別、外国人排斥および不寛容に反対する国家委員会の常設委員会はその後、26日に公式声明を発表。Rソシエダードサポーター2人に対してそれぞれ、4000ユーロ(約64万円)の罰金および、12カ月間のスポーツ施設への入場禁止の制裁を科すことを伝えた。

これは1月19日のスペインリーグ第20節Rソシエダード戦で久保建英、バレネチェア、オヤルサバルに対し、侮辱的、人種差別的な行為を行ったバレンシアサポーター2人に下った処分と同じ内容である。(高橋智行通信員)