史上3チーム目の連覇を目指すアルゼンチン(FIFAランキング1位)はスイス(同19位)を延長戦の末に3-1で下し、4強入りした。15日(日本時間16日)の準決勝でイングランドと対戦する。

FWリオネル・メッシ(39=マイアミ)が前半10分に先制点をアシストし、W杯通算10アシストに到達。左CKをMFアレクシス・マカリテル(27=リバプール)の頭にピンポイントで合わせた。シュートは右サイドのネットに吸い込まれた。

メッシは今大会2アシスト目で、W杯通算10アシスト目。記録の残る限りでは、これまでの最多は1954~58年のフリッツ・バルター(西ドイツ)の通算9アシストとされており、メッシはその記録を抜いた。同じアルゼンチンのレジェンド、MFマラドーナはW杯通算8アシストだった。

だが、そのまま逃げ切ることはできなかった。後半22分、自陣右サイドを崩され、スイスのFWダン・ヌドイ(25=ノッティンガム・フォレスト)のシュートで追いつかれた。同27分にスイスはFWブレール・エンボロ(29=レンヌ)が審判を欺く行為でイエローカードを受けて2枚目の警告で退場した。

数的優位に立ったアルゼンチンは90分で勝負を決めることはできなかったが、延長後半にFWフリアン・アルバレス(26=アトレチコ・マドリード)が鮮やかな右足ミドルシュートで決勝点を奪った。最後もラウタロ・マルティネスがダメを押した。

メッシは前人未到の10試合連続ゴールとはならなかったが、左足の正確なプレースキックでチームの勝利に貢献した。