高知県は30日、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会でトンガと事前キャンプ地に関する協定を結んだ。同日、ポヒバ首相がトンガで協定書にサインした。

 W杯過去8大会で7度出場のトンガは現時点で19年大会の出場権がなく、予選から参加。協定ではトンガが出場を決めた際に高知県を最優先に選ぶことを定めた。

 日本大会組織委員会が決定に関わる公認キャンプ地と違い、事前キャンプ地は各チームと自治体が直接交渉して決める。県は10月にトンガ・ラグビー協会幹部の視察を受けていた。練習場所は県立春野総合運動公園内の施設を想定している。