日大が1年のエースQBで、開幕から3連勝を飾った。
3試合連続で先発の林が、この試合から日大伝統のエース背番号10をつけて攻撃をリード。前半はランで2TD、1FGと17-3にとどまったが、第3QにはWR小倉へ42ヤードのTDパスを決めた。その後もTDを加え、明大に1TDは許したものの45-7で快勝。早大とトップ並走をキープした。
林は2戦目までは背番号13だった。QBは9人いるが10は空いていた。コーチから「エースの責任と自覚を持て。変えてはどうだ」と言われた。「番号が違うだけ。やることは一緒だが、自覚を持ちたい」と変更を決断した。最初の攻撃はミドルパスもよくあっさり先制したが、その後は思うようにパスが決まらず。一発は決めで160ヤードをマークも、成功率は5割を切った。「最初はテンポよかった。あとはパスの判断とか課題が残った。ロングパスは春からの課題でTDできてよかった」と話した。
小1からフットボールを始めた。大阪・大正高では「いつも負けていた」というが、東西高校選抜対抗戦ニューイヤーボウルの大阪選抜には選ばれた。1年で今季復帰した内田監督に誘われて「日大のQBはあこがれだった」と進学した。昨季は15年ぶりの4連敗を喫し、13年ぶりに負け越しでの4位に終わった日大。今季は3年ぶりの優勝を狙うが、内田監督は「林も今のままでは上位校には通じない。まだまだ直すところがある」と厳しい評価。林も「もっと伸びていかないといけない」と成長を期した。
法大は日体大と合計13TDの大乱戦も、66-31と爆発的攻撃力で2勝目を挙げた。TDパスで先制して終始リードも、キックオフリターンTDの応酬などで前半は33-21とリードし、後半も手を緩めることなく攻め続け、残り1分を切って9本目のTDを挙げた。QB馬島が4TDパスに2TDランの活躍だった。
前節では中大に初めて黒星を喫したが立て直し、優勝戦線に踏み留まった。守備には不安を残したが、安田監督は「攻撃はハイパーで相当によかった。その分守備に負担がかかったが、かみ合ってきている。昨年からチームのすべてを変えている。戸惑いもあるだろうが、強くなっている」と手応えを強調していた。



