富士ゼロックス東が10-0で名古屋に完封勝ちした。この結果、リーグ戦最終成績はともに3勝3敗となった。

 台風22号の影響で雨が降りしきる中、前半は両チームとも決め手を欠く展開。第1Q9分33秒に富士ゼロックス東K益本が20ヤードのFG1本を成功させたのが唯一の得点で、後半に入った。

 そして、後半も足踏み状態が続く中、勝負を決めたのはエースRB広沢。試合時間残り1分37秒、QB佐々が自身のランでロングゲインし、お膳立てした場面で、見事に11ヤードのTDランを奪った。

 「あのプレーの前に佐々が(44ヤード)持っていってくれたので、モメンタム(勢い)を相手に移したくなかった」という広沢。3勝全ての立役者になりながらも「今日はディフェンスが頑張ってくれたので、ロースコアのゲームで勝てた」と、チームプレーによる勝利を強調した。

 3連敗の後、3連勝を飾った富士ゼロックス東。河原田ヘッドコーチは、シーズン前に目標としていた3勝達成を喜びながらも、「やってはいけない反則があり、恥ずかしい試合をしてしまった」と反省した。そして、「今年3勝できたので来年は4勝、5勝して、ワイルドカードプレーオフに出たい」と来季のさらに高い目標を掲げた。

 名古屋は2度のFGトライに失敗して無得点。この日、勝てば、初のワイルドカードプレーオフ進出が決まっただけに、悔やんでも悔やみきれない敗戦となった。