74年に赴任し、翌年にラグビー部監督に就任した「泣き虫先生」山口良治総監督(81)がこの日も、車椅子姿で勝利を見届けた。
シード校を撃破し、「目標のシード校を倒すことができて喜んでいます」と満面の笑み。スタンドに駆けつけた多くのファンに「きっとこの勝利を望んでいてくれたと思いますから」と感謝した。
前半は0-0、後半に入ってPGで先制するも、相手のトライで逆転される緊張感あふれる展開。何度も自陣最深部まで押し込まれたが、ギリギリのところで押し返し「よくたえましたね。また逆転されるんじゃないかとヒヤヒヤしましたけど、よく辛抱しました」。プレッシャーのかかる場面で2つのゴールを決めたSO杉山祐太朗(2年)には「大事なキックをしっかり決めてくれて喜んでます」とほめた。
1回戦の終了後は、大島淳史監督と電話連絡し、「彼も優勝時のキャプテンでもあるし、厳しい試合を経験していますから、しっかりと伝えてくれていると思います」と信頼を寄せた。
校名変更し、9大会ぶりの出場で正月を迎える。
「もう、どこと当たっても本当に強い力があるチームばかり。1つでも多く勝利を重ねてほしい」と語った。【阪口孝志】


