バレーボール大同生命SVリーグ男子のプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)決勝の開幕を翌日に控えた2日、サントリーの高橋藍(23)が、波乱を呼んだ誤審問題について言及した。

サントリーは4月27日の名古屋とのプレーオフ男子準決勝第3戦で勝利。決勝進出を決めたが、試合最終盤におこった相手のレッドカードを巡る判定に批判が殺到。なんとも後味の悪い結末となっていたが、サントリーにもいわれのない誹謗(ひぼう)中傷が広がっていた。

高橋は2日の有明アリーナでの前日練習後に取材対応。「ファンの皆さんに覚えててもらいたいのは、自分たちも運営の方々も、もちろんファンの方もそうですけど、真摯(しんし)にバレーボールをやっている」とした。さらに、言葉を選びながらも「できればその言葉は、選手たちを褒めるものに使ってほしい」と呼びかけた。

セッターの大宅真樹も、悩める胸中を吐露した。「今、サントリーのイメージは何かしたわけではないが落ちてしまっているのが現状」と切り出し「せっかくこんなに長いリーグ戦を勝ち上がって、セミファイナルもバレー人生をかけて戦ったのに、こういった仕打ちを向けられて…正直そういう気持ちは1週間ありました」と明かした。準決勝後には、自らのSNSにも直接批判メッセージが届いたといい「勝っちゃいけないのかなって」と悩まされたという。

それでも、チームメートと話し合いを重ね、立ち直った。「とにかく自分たちのバレーボールを信じて最後まで戦おうと。決勝を見てもらえれば少しはイメージっていうのも改善できると思う。忖度(そんたく)一切なしに、自分たちは優勝だけを目指してやってきたんだよっていうところを見せたい」と意気込みを語った。

愛知との決勝は3日に東京・有明アリーナで開幕。2戦先勝方式で行われる。