パラアイスホッケーの国際大会、ジャパンチャンピオンシップ最終日は13日、長野市ビッグハットで行われ、日本は3位決定戦でチェコに0-4で敗れた。大会は平昌(ピョンチャン)パラリンピックに出場する4カ国で争われ、日本は総当たりの1次リーグ、準決勝を含めて5戦全敗の最下位に終わった。決勝では韓国が6-0でノルウェーを下した。大会終了後、平昌パラリンピックの日本代表に内定した17選手が発表された。

 日本は5戦全敗、4得点30失点。平昌の1次リーグで対戦する韓国、チェコにはともに連敗と低調だった。「これだけの大敗は久しぶり。アメフットみたいでした」と中北監督は自虐的に総括したが、「今でよかった」とつけ加えた。昨年10月の最終予選で2大会ぶりのパラリンピック出場を決め、チームに緩みがあったのも事実。この日発表された平昌内定選手中、10年バンクーバー大会銀メダル経験者が8人という布陣で、20日からのイタリア遠征で修正と立て直しを図る。