【りくりゅうVトーク】快挙後一緒にご飯「飼育員なんで」「動物か」今の心境たっぷり

初優勝を飾り、男女も含めて日本勢初となる「年間グランドスラム」を達成したペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(21)木原龍一(30)組(木下グループ)が、25日に取材に応じました。試合後の楽しみ、振り返り、新技に挑む来季への決意、ペア競技の魅力などを語りました。

フィギュア

〈世界選手権:ペア優勝から2日、スモールメダルセレモニー〉

スモールメダルセレモニーに登壇し笑顔を見せる、左から3位アレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー組、1位「りくりゅう」三浦(手前)木原組、3位サラ・コンティ、ニッコロ・マシ組

スモールメダルセレモニーに登壇し笑顔を見せる、左から3位アレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー組、1位「りくりゅう」三浦(手前)木原組、3位サラ・コンティ、ニッコロ・マシ組

野菜、タンパク質一転「食べたいものを食べました」

――優勝して2日経ちました。

木原 試合前までは 体のことを考えて、やっぱりタンパク質だったり、野菜だったり、いろいろバランスよく取っていたんですけども、試合終わってから何も考えずに、自分たちの食べたいもの、思いついたものを食べたりしました。

――具体的にどんなものを。

三浦 昨日は海鮮。

木原 麺類であったり。いろいろ飲みたいもの飲んで(笑い)

――2人にとってどんな大会でしたか。

三浦 ショートの80点超えはほんとにうれしい気持ちと、フリーのすごく悔しい気持ちの2つがあります。

木原 今シーズンの世界選手権で優勝するっていうことを目標にやってきたので、本当に目標達成できた試合だったかな。1年間、けがもあってなかなか本当に大変だったんですけど、頑張ってきてよかったなって思える大会でした。

贈呈された時計を見つめるりくりゅう

贈呈された時計を見つめるりくりゅう

来季新技「リバースラッソー」挑みたい

――来シーズンの目標と、チャレンジしたいこと。

三浦 去年のシーズンオフ中に習得しようとしてた1番難しいリフトをけがで流れてしまったので、今シーズンのオフは習得したいなって。

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スポーツ

阿部健吾Kengo Abe

2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて15年目。異動ゼロは社内でも珍種です。
どっこい、多様な競技を取材してきた強みを生かし、選手のすごみを横断的に、“特種”な記事を書きたいと奮闘してます。
ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。