【青龍賞・展望】

 今年のダービー王・新田祐大が積極性とスピードに勝る。先輩の山崎芳仁、さらに菊地圭尚と続きそうな北日本ラインが強力。新田が主導権を取り切れば、番手絶好の山崎に勝機が訪れる。

 関東は5人。さすがに終始まとまって走ることはないだろう。まくる天田裕輝を、上越の連係で諸橋愛が追走する。残る3人は、過去に大舞台で何度もラインを組んできたが、どう並ぶか。昨年のグランプリと同じ平原康多-武田豊樹-神山雄一郎が妥当な線で、武田が山崎を脅かしそうだ。

 石井秀治は単騎。ただ、機動力を生かして自在な攻めを発揮できるし、混戦で侮れなくなる。

◆岸和田18日12R:青龍賞 2025メートル(発走=16:30)

【1】武田 豊樹(41=茨城、88期、SS)自在

【2】新田 祐大(29=福島、90期、S1)逃ま

【3】平原 康多(33=埼玉、87期、SS)自在

【4】石井 秀治(36=千葉、86期、S1)ま逃

【5】山崎 芳仁(36=福島、88期、S1)自在

【6】菊地 圭尚(35=北海、89期、S1)ま追

【7】神山雄一郎(47=栃木、61期、SS)追込

【8】天田 裕輝(30=群馬、91期、S1)ま追

【9】諸橋  愛(37=新潟、79期、S1)追込

※左から車番、選手名、年齢、登録地、期別、級班、脚質