決勝は佐藤水菜(26=神奈川)が4番手からロングまくりで押し切り、昨年の女子王座戦からG1・3連続Vを果たした。
ガールズ史上初のグランプリスラム-。そんな壮大な夢もサトミナ(佐藤水菜)の前では、身近な目標に感じてしまう。
初出場のパールカップでも、まったく他を寄せつけなかった。残り1周4番手からまくって先頭に立つと、同型は何もできなかった。「自分の思うようなレースができて、有意義な3日間でした」。
これでG1・3連続V。あとは8月宇都宮の女子オールスター(昨年までF2扱い)を勝てば、目標達成だ。
サトミナか、サトミナ以外か。今のビッグ戦線は、こんな図式になっている。走るたびにプレッシャーは大きくなっていく。それでも、発走機につくと全ての不安が消え、脳内には静寂が訪れる。これがいつものルーティンだ。「少し危機感もあった。でも、お客さまのお金を背負っているんだと、死ぬ気で走った。尾崎(睦)さんとのゴール前勝負は、今世紀最大の力で踏みました」。
サトミナ“1強”時代は当分終わりそうもない。【松井律】
◆佐藤水菜(さとう・みな)1998年(平10)12月7日、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。競輪学校(現養成所)114期生として18年7月四日市でデビュー。23年オールガールズクラシックを皮切りにG14勝。24年世界選ケイリン金。通算成績は301戦219勝。総獲得賞金は1億1697万2600円。163センチ、59キロ。血液型はA。





























