最終日は風の影響を受け、波打つほどの競走水面。優勝戦間際には幾分、風は弱まったものの、終日安定板を使用して争われた。

悲願の初Vへトップスタート放ち、まくった3号艇高橋真吾の懐を鮮やかにまくり差した4号艇中田竜太(31=埼玉)が優勝した。「コンマ06のスタートは勘通り。準優で失敗した分、整備に全力を尽くした。うれしいですね」と終始笑顔で喜びを語った。中田は19年2月びわこ以来、通算22回目の久々V。今タイトルは、かつて16、17年と連覇の実績もあり、これで3度目の制覇。なお、2着には2号艇須藤博倫、3着には1号艇白井友晴が入った。