森永淳(39=佐賀)が鋭くまくり差して4月尼崎以来となる今年2度目、通算39度目の優勝を飾った。人気を集めたイン白石健は食らい付くも2着まで、3着は古結宏が入った。

スタートは枠なり3対3。4カド森永は、2枠古結と3枠武田光史が立ち遅れたのを見逃さず、一気に内を絞って白石にプレッシャーをかけた。白石の先マイが流れたところを素早くまくり差した。

優勝戦出場選手インタビューでは、「スタートは見えていないが、久々過ぎて印象はまっさらです」。それもそのはず、びわこは12年4月のG2秩父宮妃記念杯以来、実に8年8カ月ぶりとなる参戦。それでも冷静に3連対をキープして、びわこ初優出初優勝を飾った。次節の大村(13日から)でも期待が集まる。