渡辺一成が準決10Rで通算300勝を飾った。

デビュー18年での達成に「ひとまず通過点。やめるまでは何勝しても通過点だと思う」と振り返る、その表情は険しい。目標の小原丈一郎に離れ、自力に転じての1着。後味の悪さに「僕の力量不足。技術を磨いていかないと」と今後への課題を残す、ほろ苦い勝利をかみしめた。

決勝は自力でのV奪取で憂さ晴らしする。