岩井繁(49=広島)が引いたのは43号機。

前回使用者の山田佑樹が乗り、準優進出(4着)まで持ち込んだエンジンだ。

前検の感触としては「軽い感じがする。スタートしてから、じわっと下がる感じ」と物足りない様子だ。 しかし、今節の岩井は秘策を持ってきたという。仲がいい細川明人から調整面で伝授されたらしく、「明人から『細川スペシャル』を教わった。(明人が)桐生で、スペシャルが開花したらしいから」と話した。確かに細川は1月桐生の一般戦で準優進出(6着)し、活躍を見せていた。

初日の1走目は、1R3枠に登場する。プロペラ名人の異名を持つ、細川から教わった「細川スペシャル」を節間中に使うことがあれば、岩井は軽視禁物だ。