中山将(31=三重)が、準優11Rで豪快な4コースまくりを決めた。「スタートは全速で行けました」。上質なコンマ14とエース格7号機のパワーがかみ合い、内枠勢をのみ込んだ。

これで優出は9度目、3枠からデビュー初優勝へ挑む。「一発勝負ですし、気持ちを込めて狙います。取る気で行かないと取れないので。同体スタートから半分は出ていきます。1号艇で乗った鳴門(21年10月・2着)より、足はいい。比較で強め」。地元の若林義人も初優勝がかかるが、気迫は全く引けを取らない。