アッと驚く力強い走りを披露したのが5Rの奈良基(41=宮城)だ。

断トツ人気を背負った新人の田中会心が打鐘後から主導権を奪取。前受けから6番手となった奈良はバックから仕掛け、ジワジワと迫ってゴール寸前でタイヤ差の逆転勝ちを果たした。

「まさかですよ。信じられないですね」と笑顔で引き揚げてきたが、言葉は遠慮がち。「うまくはまったとしか。(通算)99勝目? 今年中には(100勝に)行けそうですね。アハハ」と、足取りも軽やかにクールダウン室に向かった。