◆片岡雅裕(37=香川)賞金ランク10位
大逆転でグランプリ切符をもぎ取った。ランキング32位で臨んだチャレンジC。優勝戦1枠の重圧をはねのけ、逃げ完勝で一気にジャンプアップ。2年連続の大舞台に挑む。
昨年、浜名湖メモリアルでSG初制覇。今年は7月、全国ボートレース甲子園を制しG2初優勝。ボートレースの全グレード制覇を達成した。選手として充実期を迎えている。トライアル1st1回戦は2枠。住之江は過去優勝1回。2コース差しで勝っている。「住之江では2枠で優勝しているし、いいイメージを持っていきたい」。果敢な攻撃スタイルに柔軟な差しハンドルを併せ持つ。硬軟自在なレースは魅力たっぷりだ。
「1走1走しっかりと集中していく。賞金王を目指していきます」。勢いはメンバー随一。初出場の昨年大村大会はファイナル6着。住之江のファンに俊敏ターンを見せつける。
◆山口剛(41=広島)賞金ランク11位
1年前の景色を忘れてはいない。賞金ランク2位で臨んだ昨年のグランプリ。トライアル2nd1回戦、1枠でコンマ01のフライングを切った。F休み、ペナルティーを経て、G1、SG戦線に復帰。「今年のグランプリは想像できていなかった。ただ、どこまでやれるのかなとは思っていた」。ハイペースで稼ぎ、雪辱の舞台にたどり着いた。
一般戦回りを強いられても、高い意識で走り続けた。テーマは「スタート力の強化」。同じ失敗はしない。運が悪かったで終わらせない。「スタートを鍛える。それが今年の一番のモチベーションで一般戦を走っていた」。払った代償は大きかったが、糧にして自分を磨き続けた。鋭さに安定感を加えた踏み込みは、山口の大きな武器になっている。「スタートをテーマにやってきたことが、今年は生きている」。ギリギリまで攻めても、今は残る自信がある。
◆土屋智則(38=群馬)賞金ランク12位
デビューは05年11月。18年の時を経て、初のグランプリにたどり着いた。意表を突く前付け、果敢なスタート攻勢、コース不問で浮上する差しハンドル。上州のトリックスターと呼ばれるゆえんだ。
3月平和島クラシック、予選トップ通過からの王道V。SG初優勝でグランプリ初出場をぐっと引き寄せた。「グランプリは目標にはしていたけど、出られたらいいなあ、ぐらいの感じでした。今回初めてだけど、最低限2ndまで残って決定戦に行ければいいですね」。狙うは初出場Vだ。
住之江は9月高松宮記念で予選敗退も、9走して8度の舟券絡み。特筆すべきは9走全てがゼロ台スタート。景色は頭の中に入っているはずだ。「自分はSGを取ったからといって何も変わっていない。変わるつもりもない」。トリッキーなレースでファンを魅了する。





















