ボート界年末の頂上決戦SG第38回グランプリ・シリーズ戦が、19日に住之江ボートで開幕する。直前コラム第1回で取り上げるのは、衰え知らぬ東都のエース浜野谷憲吾(50=東京)。TR1st初戦は11R1枠から、悲願の頂点を目指し発進する。

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浜野谷は11月に50歳になった。だが、ターンスピード、ハンドルワーク、レースぶりは全く年齢を感じさせない。今年は9月に常滑、からつで2つのG1タイトルをゲット。からつでは、峰竜太を破り、通算優勝を100の大台に乗せるメモリアルVを飾った。「2つもG1を取れた。Fも切らなかったし、充実していた」と今年の戦績を振り返る。

グランプリは今年が14度目の出場になる。過去に2度、ファイナル1枠をつかんだが、いずれもスタートで失敗し苦杯をなめた。「選手になったからには1度は取りたい。2度もスタートで遅れてるから、1枠で(ファイナルに)乗って勝ちたいね」。今年の充実ぶり、トライアルは有利な1枠からの発進。勝ち進む条件はそろっている。「30年走ってきた経験がある。体力的にも負けてないから」。悲願の頂点へ、水上のファンタジスタが、住之江で最高の舞いを見せる。【中川純】

※明日は「注目選手下」

◆浜野谷憲吾(はまのや・けんご)1973年(昭48)11月8日、東京都目黒区生まれ。92年5月、70期生として平和島でデビュー、2戦目に初勝利。初優勝は93年9月の戸田一般戦。今年9月、G1からつ周年で通算100度目V。SGは98年福岡ダービーで初制覇、07年平和島クラシックなど5冠。169センチ、53キロ。血液型A。