日本サッカー協会(JFA)は24日に都内で会見を開き、2018年ロシアW杯のアジア最終予選、ホームのオーストラリア戦(31日、埼玉)とアウェーのサウジアラビア戦に臨む日本代表メンバー27人を発表した。バヒド・ハリルホジッチ監督、西野朗技術委員長らが出席した。

 ハリルホジッチ監督はメンバーの選出について1人1人説明していく中で、21歳のMF井手口陽介(ガンバ大阪)を高評価した。同じく守備的MFとして選出された山口蛍(セレッソ大阪)らとともに「非常に安定したプレーを見せている」とし、井手口について「我々が選手を1人1人評価していくが、もっとも高い評価を受けていた」と明かした。ボール奪取能力などの特徴を説明しながら、「積極的にデュエル(決闘)にいく。同時に、右足でも左足でもパスを出せる選手。まだ若いが、自己を表現する場を与えることを私はおそれていない」と言い切り、大一番での輝きに期待を込めた。