G大阪から日本代表に国内組最多の3人が選出された。24日に都内で会見が行われ、2018年ロシアW杯のアジア最終予選、ホームのオーストラリア戦(31日、埼玉)とアウェーのサウジアラビア戦(9月5日)に臨む日本代表メンバー27人が発表された。G大阪からはGK東口順昭(31)DF三浦弦太(22)と、メンバー最年少21歳のMF井手口陽介が選ばれた。

 前日23日に誕生日を迎えたばかりの井手口は、クラブを通して「今回の最終予選でも最後の最後の試合を目前に、選出されてうれしいです。出場を決めることがチームの目標となった今、プレッシャーもかかる中で自分自身ができることを精いっぱいすることが、出場を決めるために必要なことだと思います。自信を持って、短い時間ですが、合宿でしっかりと力をつけて臨みたいです! そこに(自分が)出場していれば最高です!」とコメントした。

 ハリルホジッチ監督からも高く評価された。会見中に「ここ最近安定したプレーを見せてくれている。我々は選手を1人1人評価していくが、常に最も高い評価を受けていた」と太鼓判を押した。所属するG大阪では競争率の高い中盤で欠かせない存在となっており、運動量の多さもピカイチ。ボール奪取能力にたけているだけでなく、ミドルシュートも強烈で、日本をW杯に導く立役者になれるよう期待がかかる。