日本はMF中村敬斗(17=三菱養和ユース)のハットトリックなどで、ホンジュラスに6-1と快勝した。

 前半22分、FW久保建英(たけふさ、16=東京ユース)の右CKを中村がゴール中央で頭で合わせて先制した。「CKのボールが良かったので、合わせるだけでした。こんな大舞台でプレーするのは初めて。緊張もしたし、ワクワクしてもいましたけれど、1点目をとってから良いプレーができた」。同30分には右サイドを抜け出すと、DFとGKをかわして左足シュートを放ち、2点目。同43分にはMF上月壮一郎(16=京都ユース)のスルーパスを受けると、落ち着いて左足で流し込み、3得点を挙げた。

 前半45分には中村の浮き球パスを、久保が左足を豪快に振り抜いて加点。後半6分にも、FW宮代大聖(17=川崎フロンターレユース)がダイビングヘッドを決めた。同終了間際にはMF鈴木冬一(17=セレッソ大阪ユース)もゴールを奪った。

 11日の第2戦ではフランス、第3戦は14日にニューカレドニアと対戦。中村は「次の試合が一番大事。必ず勝ちたい」と意気込んだ。大会は24チームが6組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2チームと、3位の成績上位4チームが決勝トーナメントに進出する。