日本がニューカレドニアに1-1で引き分けて勝ち点4のE組2位で決勝トーナメント(T)に進んだ。前回出場した2大会前に続く16強入り。11日のフランス戦から先発9人を入れ替え、MF中村敬斗(17=三菱養和ユース)が前半7分に先制点を奪ったが、その後のチャンスを生かせないまま後半38分にセットプレーから失点した。白星こそ逃したが、中2日で迎える1回戦を前に主力温存には成功した。

 中村は右サイドの中盤からドリブルで持ち込み、そのまま右足でニアサイドを射抜いた。2点目を奪えず、左脚をつった影響で退いた後に追いつかれ「前半にもっと点を取れていれば」と悔しがった。初戦のハットトリックに続く4点目で、チーム得点王。E組終了時点でも全体の得点ランキング2位につけているが、「強い相手で決められていない。厳しい戦いの中で決めないと」と決勝Tでのゴール量産を誓った。エースFW久保は後半27分から右サイドで途中出場も、得点に絡むことはなかった。【岡崎悠利】