高倉麻子監督率いるなでしこジャパン(世界ランク9位)が、初戦でオランダ(同7位)に2-6で敗れた。フィジカルに優れたオランダは濡れたピッチで躍動、前半だけで5得点と圧倒的な攻撃力を見せた。

 日本は前半4分、守備の乱れからオランダのマルテンスに先制を許す、同8分には左サイドを切り裂かれ最後はべーレンスタインに決められ序盤で2失点。同31分にはヴォルムにミドルシュートを決められた。同35分にはファンデサンテンのシュートをGK池田が足で弾いたかに見えたが、高く上がったボールがゴールに吸い込まれた。同38分に右サイドの裏を抜けた中島の左足から日本が初得点。同44分には右CKをファンデルフラフトが頭で押し込み前半だけで5得点を挙げた。

 後半に入り日本は櫨、三宅、有吉に代わり横山、高木、清水を投入。後半4分、マルテンスが6点目。後半26分には田中、中島に代わり岩渕、増矢を投入。後半37分、右サイドの岩渕がDF2人を抜き去り右足でゴール右に決めたが反撃もそこまでだった。

 日本は2日アイスランド、5日にデンマークと対戦する。