女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は9日、10日のアジア杯1次リーグ第2戦の韓国戦へ向けた公式練習を行った。

 勝てば出場8カ国中5位までに与えられる19年ワールドカップ(W杯)フランス大会出場権と1次リーグ突破が決まる一戦。シュート練習や紅白戦などを行い、約1時間汗を流した。

 DF熊谷紗希(27)は「負けないことが1番ですけど、勝ち点3をとりにいきたいと思います」と意気込んだ。熊谷、FW横山久美、DF宇津木瑠美の海外組3人は時差調整のためにヨルダンでチームに合流した。大会前にはこの大会の重要性をチームメートで確認し合ったといい「W杯予選で簡単な試合じゃないし、自分たちはリオ五輪(出場)を逃していて、ここは絶対に逃せない。この大会は大事だという話は全員でしました」と明かした。

 運命の韓国戦は10日の午後10時45分(日本時間)キックオフ。