日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が21日、なでしこリーグ杯決勝の日テレ-INAC神戸を視察するため、東京・味の素フィールド西が丘を訪れた。

 会場入りの際に、大詰めを迎えている日本代表の次期監督選定についても取材に応じた。

 前日20日には、監督候補の推挙を担う技術委員会が開催され、関塚隆技術委員長(57)が「今後については、技術委員会から一任を受けた」と語った。

 この流れを踏まえ、田嶋会長を「関塚委員長から報告を受けたか?」と問われると「はい、報告は受けました。今日も話をしました」と答えた。

 26日には日本協会の理事会が行われる。26日の新監督の決定、発表について聞かれると「できれば、そうしたいですね。そこまででサインできるようなことになれば、いいと思います」と、あらためて早期決着の意欲を示した。

 新監督の最有力候補は、U-21(21歳以下)日本代表の森保一監督で、兼任でのA代表監督就任が確実視されている。