日本サッカー協会は27日、女子日本代表「なでしこジャパン」が11月11日に鳥取市営サッカー場「バードスタジアム」(午後2時開始)で、ノルウェー女子代表(FIFAランク14位)と国際親善試合を行うことを発表した。

都内のJFAハウスで取材に応じた高倉麻子監督は招集する選手について、8月のU-20女子W杯フランス大会で初優勝したヤングなでしこたちに触れて「最初ですし、思い切って少し多めに呼びたい。みんなにチャンスがあるということが分かるといいので」と、幅広く抜てきする考えを明かした。

来年6月にはW杯フランス大会が開かれ、再来年には東京五輪が控える。

「女子の場合は下から上まで年齢差があったとしても、10歳くらい差があってやるのは普通だと思います。フィジカル的にも恵まれた選手が多いので、ちょっと慣れればやっていけるのではと思っている。今までいた選手にとっては競争になっていくが、競争が日本を強くする。面白い争いと、新しい選手が出てきてくれたら。我こそはという子が出てくるといいなと思います」と期待を寄せた。

ノルウェー女子代表は95年にW杯で優勝し、00年シドニー五輪では金メダルを獲得した強豪国。試合はテレビ朝日系で全国生中継される。