サッカーの年齢制限外のオーバーエージ(OA)枠で20年東京五輪に出場し金メダルを目指す本田圭佑(32=メルボルン・ビクトリー)が帝京大とタッグを組む。

3日、スポーツ医科学の新センター開所とともに、帝京大が都内で会見し発表した。

選手と同時に、カンボジア代表の実質的な監督として活動する本田を専門的な部分でバックアップし、共同プロジェクトも行う。

本田は「ワールドカップを終えてから、自分自身、今後何を目指すか考えた時に、もう一度だけ世界の舞台でやりたいということで、2020年の東京オリンピックを目指して、そしてそこで金メダルを取ることを目指して、頑張ろうということを決意しました。

その上で自分が32歳になって、フィジカル的にもう伸びないというふうに言われがちですが、僕はまだ諦めずに、フィジカル的に、また更に、今まで以上にしかも小さな成長ではなく、大きな成長を目指してやっていきたいと思っています。

テーマは、『キング・オブ・ザ・アスリート』、この世界中に存在するアスリートの中で、本当にトップを目指して、残り二年間、死ぬ気でがんばりたいと思っておりますので、帝京大学の持ってる全てを、僕はフル活用したいと思っています。是非サポートの程よろしくお願いお願い致します」とコメントした。

発表された具体的なプランは次の通り。

(1)帝京大スポーツ医科学センターのアスレティックトレーナーが本田のトレーニング、コンディショニングをサポート。

(2)カンボジア代表のフィジカルトレーニングや栄養指導などのサポート。

(3)カンボジアのプロチームにアスレティックトレーナーやトレーニングコーチを目指している学生をインターンとして派遣する準備を行い、各チームで指導を行う。