フットサル日本代表ブルーノ・ガルシア監督が22日、都内でタイ遠征に臨む代表メンバーを発表し、ベトナムのサッカー事情に言及した。ガルシア監督は16年にフットサルのベトナム代表を指揮。ワールドカップ(W杯)アジア予選で日本を撃破し、初のW杯出場に導いた。サッカーのアジア杯で日本と対戦するベトナムについて、ガルシア監督は「この10年、育成にかなり力を入れており、快進撃は驚きではない」と話した。

フットサルでは特定の国内クラブの選手が代表の大半を占め、クラブを通して代表も強化。ガルシア監督は「サッカーでも同じような強化をしたと聞いている」とした。育成に特化したアカデミーも設立され、最近は施設面やスタッフを強化し、元日本代表監督のトルシエ氏がダイレクターに就任するなど国を挙げて力を入れている。ガルシア監督は「ガンバッテクダサイ。日本が勝つと思う」とエールを送っていた。